消防バイク開発ヒストリー

消防バイクの選定及び開発。
有限会社サポートマーケティングサービス物語。

2013年5月頃

有限会社サポートマーケティングサービス独自
*電動トライクを購入積載検討開始する

車両は、モービルジャパン製「ラビット」を候補として開発開始する。
ガソリン車ではなく、電気を燃料としたEVトライクを使用する事を未来的見地から採用した。

2013年10月2日~5日

東京国際消防防災展展示
*5年に1度の展示会に弊社独自初出展

電動トライク(ラビット)に、消防ポンプD級を搭載して展示。
当初、消防ポンプは、初期消火を考えてD級での開発を進めていたが、初めての展示にて頂いた様々なご意見の中から、C級ポンプ搭載のご意見を頂いた。
車両の再検討・改良を行う事を開始する。

2014年3月~2019年8月

車両選定見直し・改善
*D級ポンプ搭載をC級ポンプ搭載検討

この時期は、まだEVトライクもほとんど販売されていない状況から、ガソリン使用のトライクを候補として購入を行い、ガソリン使用のトライク及びバイクの開発及び改善を当社独自で行った。

候補車両:ガソリンタイプトライク・ガソリン50cc3輪バイク

2017年10月~2019年9月

選定車両搭載設備確認
*ポンプC級搭載確認実験等 125ccトライク

3輪トライク(アイミー)C級ポンプ搭載検討会

125ccトライクにC級ポンプを搭載して、走行・放水実験を行った。
C級ポンプはサイズが大きく荷台に収まるが、その他の部材の搭載が厳しい状況を確認。

HONDA ジャイロ D級ポンプ搭載検討会

D級ポンプを搭載したが、総積載量が30kgの50ccバイクでは、搭載方法等検討が必要だった。
また、制限速度が30kmという部分も考える部分であると認識しており、先行の車両候補は厳しいかと再検討を行った。

2018年5月31日~6月3日

東京国際消防防災展展示
*弊社独自にて展示会出品

展示をする事により、来場者様からの貴重なご意見を頂いた。最初に展示してから5年後の展示会。
コンセプトモデルとして、価格の問題や、初期消火でどの様に使うのか等、小型軽車両にポンプ搭載した状況を見て頂き、車両の存在意義を再確認して頂いた。
数多くの方が、小型で、動きやすいスタイルの状況を見て、多くの関心を頂いたと確信。
50ccでも活動範囲があるというご意見も頂き、50ccでの開発を主として進めて行こうと考えた。

HONDA ジャイロ D級ポンプ搭載展示の様子

2018年10月10日~12日

RISCON(危機管理産業展)展示
*弊社独自にて展示会出品

毎年行っている展示会に多くの意見を求めて、参考出品として展示。
軽装なスタイルと50ccという車両に対し、搭載ポンプがD級という事で、消防本部の方々からは意外と厳し
いご意見を頂く一方、自治会等には高評価を頂いた。
消防ポンプがD級なのが、意見の分かれ目になっていた。
大きなポンプ搭載できる車両を検討しながら、50ccタイプを仕上げていく考えになった。

HONDA ジャイロ D級ポンプ搭載展示の様子

2019年3月12日

消防検定協会展示 ベトナム消防関係者視察
*弊社独自にて展示会出品

ベトナムの消防関係者に向けた展示を行った。
道路状況が日本と違う点や、環境の違う点などの意見交換が出来た。
参考展示にて、改良点等のご意見を頂き、今後の改良を進める上で大きな成果を頂いた。

HONDA ジャイロ D級ポンプ搭載展示の様子

2019年5月25日・26日

越谷レイクタウン防災フェス展示
*弊社独自にて展示会出品

50ccジャイロと50cc相当の3輪バイクを貸与頂き、弊社にて架台等開発を実施し、展示を行った。
新聞(読売新聞)にも掲載して頂き、一般客様から、とても良い反応を得られた。
弊社の開発事業として、間違いなく1歩ずつ進んでいると実感。
地道な道のりだが、今後弊社独自での考えで開発を行い、また、車両も限定せず、使いやすい車両を見つけ、研究・改良を行い製作していく事を、考えて続けていくことを決意。

HONDA ジャイロ D級ポンプ搭載・電動3輪バイク展示の様子

2019年9月2日

自社敷地内放水実験
*弊社独自にて実験

50ccジャイロに搭載したD級ポンプの固定変更や金具変更をした際の、本体への影響を確認する為の放水試験を実施。
固定した部分の部品に歪がなく、他の箇所でも不具合は見られなかった。

HONDA ジャイロ D級ポンプ放水実験の様子

2019年10月2日~4日

RISCON(危機管理産業展)展示
*弊社独自にて展示会出品

C級ポンプ搭載のガソリントライク(125ccクラス)と、D級ポンプ搭載のガソリンバイク(50cc)を展示会に展示。
他社では製作が行われていない状況から、認知度が低く、今後も展示の場への積極的な展示が必要と判断。

3輪トライク(アイミー)C級ポンプ搭載展示・HONDA ジャイロ D級ポンプ搭載展示の様子

2020年~2022年

車両選定見直し・改善
*アイディア製125ccバイクを購入ポンプ搭載検討

50ccバイクに限界を感じた事と、ガソリンではなく電動を考えて、電動バイク125cc相当の検討を開始する。検討・開発・実験に伴い、本体を購入し、50ccとの比較検討を開始する。
操作性が良くない事により、開発を断念する。

候補車両:電動バイク 2020年購入

2022年6月4日・5日

越谷レイクタウン防災フェス展示
*弊社独自にて展示会出品

貸与された電動トライクへ改造を行い、展示会に展示した。

電動トライク展示の様子

2022年6月8日・9日

横浜国際消防・防災展展示

電動トライクの展示を行う。
貸与された電動トライクへ改造を行い、展示会に展示した。

電動トライク展示の様子

2022年10月5日~7日

RISCON(危機管理産業展)展示
*弊社独自にて展示会出品

電動トライクの展示を行う。
貸与された電動トライクへ改造を行い、展示会に展示した。

D級ポンプは数年後に生産中止になる予定。
C級及びB級ポンプ搭載車両を検討。

電動トライク展示の様子

2023年4月1日

新型車両の検討
*トゥクトゥク トランスポーター(トライク)選定採用

トライク登録にて、荷台は200kg積載できるので、大型ポンプ搭載を検討する。

2023年5月27日~28日

越谷レイクタウン防災フェス展示
*弊社独自にて展示会出品

B級ポンプを搭載して展示を行う。
可搬ポンプの一番大きいタイプの搭載が可能なので消火活動の幅も広がる。

2023年6月15日~18日

東京国際消防防災展展示
*弊社独自にて展示会出品

2024年4月

消火車両を発表予定

消防ポンプB級他、65Aホースや吸管・鳶口等の搭載を考えて、2023.10.11~10.13の危機管理産業展に出品予定。